多くの人がダンダダンにハマるきっかけとなったアクロバティックさらさらの悲しい過去。
それまでの下ネタやギャグの多さから一転して、あまりにもシリアスな内容に驚いた人はとても多いのではないでしょうか?
そんなアクロバティックさらさらですが、なぜいきなりあんなにも激しい借金の取り立てにあってしまったのでしょうか?
そこにはとても悲しい事実がありました。
この記事は
- アクロバティックさらさらとは?
- 生前について
- なぜ突然借金の取り立てにあったのか?
- 借金の理由は?
- 娘の安否は一切不明
- 死後の世界でどうか再会していてほしい
について、考察も交えてまとめとてみました。
※本文ではアクロバティックさらさらは『アクさら』と略称で表記させていただきます。
アクロバティックさらさらとは?
ダンダダン/龍幸伸 単行本2巻収録 14話より引用
ダンダダンに登場する近代妖怪です。
長い髪の毛を自由自在に伸ばして操り、それに合わせて俊敏でアクロバティックな動きを得意とします。
元は人間ですが、不幸な死を迎え、成仏できずに妖怪化しました。
あることがきっかけで白鳥愛羅(アイラ)を娘と思い込み、守ろうと決意します。
しかし妖怪化して感情のコントロールを失ってしまったため、守るはずのつもりがアイラを傷つけてしまい、死なせてしまいます。
最後の最後で人間としての理性を取り戻し、自分の命を代償にアイラを蘇らせますが、命の源である炎(オーラ)を失い、妖怪としても死を迎えました。
白鳥愛羅(アイラ)についてはこちらの記事をご覧ください↓
生前について
ダンダダン/龍幸伸 単行本3巻収録 16話より引用
借金の返済と育児に追われる多忙の日々
生前は借金返済のため、子育てをしながら身を粉にして働く姿が描かれました。
清掃員、コンビニ店員として働き、さらには身体を売ってまでお金を稼いでいたため、その生活はかなりの多忙を極めていたことがわかります。
身体を売ったことにより暗い顔をして帰り道を歩きますが、幼い娘を見た瞬間に笑顔に変わったことから、心の底から娘を愛しており、娘が心の支えであったことがわかります。
幼い娘との日常シーンは常に笑顔に溢れていました。
つらいことが多い日々の中で、娘との時間が何よりの癒やしだったのでしょう。
休む暇もなく働き、それと並行して育児もこなす日々は本当に大変だったと思いますが、娘のためにも頑張っていたのだと思います。
娘の誕生日
幼い娘の誕生日が近付いたとき、アクさらは奮発して娘に華やかなワンピースを購入し、プレゼントしました。
日頃いろいろと我慢をさせている分、誕生日だけでも奮発してお祝いしたかったのでしょう。
娘との幸せな誕生日を過ごすシーンが描かれました。
借金取りに娘を奪われてしまう
娘との楽しい時間の描写のあと、今度は一転して借金取りに激しい取り立てに合うシーンが描写されました。
激しい取り立てにあうも、支払うお金が足りなかったため、大切な娘が借金のカタとして奪われてしまいます。
娘の服装が誕生日プレゼントのワンピースのままであることから、誕生日のお祝い中に取り立てにあったのかもしれません。
そうでなかったとしても、娘は母からのプレゼントがお気に入りになり、頻繁に着ていたのかもしれません。
絶望の中、自死を選ぶ
奪われた娘を取り返すため、アクさらは懸命に追いかけますが、借金取り達が乗っている車を見失ってしまいます。
もうどうしようもないことを悟ったアクさらは絶望の中、娘との楽しい記憶を思い出しながら屋上から飛び降り自殺をしました。
死後は記憶が曖昧になり、母としての未練からアイラを娘と思い込む
死んでしまったアクさらの魂は成仏することができず、記憶が曖昧となった状態で街中を彷徨い歩きます。
そんな中、母と死別したばかりの幼いアイラから母親と勘違いされ「お母さん」と呼ばれます。
アクさらは生前の母としての強い想いからアイラを自分の娘と思い込み、娘を守れなかった未練からアイラを守ろうと付け狙うようになりました。
なぜ突然借金の取り立てにあったのか?
ダンダダン/龍幸伸 単行本3巻収録 16話より引用
あれだけ身を粉にして働いていたアクさらですが、なぜいきなり借金取りからあんなにも激しい取り立てにあってしまったのでしょうか?
借金の取り立てにあうのは借金の返済に遅れが出たときです。
つまり、借金の返済が遅れる何かがあったことになります。
娘へのプレゼントを買った分、返済が滞ってしまった
アクさらは、娘の誕生日のために高価なワンピースを購入しました。
さらに誕生日ケーキも買っています。
それ以外に、普段よりも多くお金を使うような描写はありませんでしたし、使う機会はないと思われます。
つまり、これらを買ったために、その月の借金の返済に遅れが出てしまったと思われます。
それにより強烈な取り立てにあってしまった
借金の額が多すぎて、もしかしたら日頃から返済が滞りがちだったのかもしれません。
そんな中、誕生日プレゼント買ったため、いつもよりもさらに返済額が少なかったことから強烈な取り立てにあった可能性があります。
しかしあれだけ働いていて、返済が滞りがちになるものなのでしょうか?
それまで平穏に暮らせていたのなら、日頃の返済に関しては全く問題はなかったと考えられます。
もうしそうであったのなら、たった一度、娘の誕生日を祝うためだけに返済に遅れが生じたことになります。
そのためにあれほどまでに強烈な取り立てにあったのだとしたら、それはあまりにも悲しい事実なのではないでしょうか?
たった一度、娘の誕生日を祝っただけで娘を奪われてしまったのだとしたら、アクさらの「私の元に生まれてこなかったら幸せになれたのに。私が不幸にした」というセリフはどうしようもないほどに強烈な後悔に満ちていたと思います。
アクさらの後悔は相当なものだったのではないでしょうか?
借金の理由は?
アクさらの借金の理由は一切明かされていません。
いくつか借金の理由を考察してみました。
夫が借金を残して死亡
アクさらはたった1人で幼い娘を育てていました。
夫、もしくはパートナーと思われる男性は傍にいません。
もしかしたら夫が借金を残して死んでしまったのかもしれません。
その場合、
- 死亡保険が発生しない自殺での死亡
- 何か過失を働いて死亡してしまい、それにより死亡保険が支払われず、借金だけが残ってしまった
- 死亡保険でも賄えないほどの借金があった
などの可能性が考えられます。
親の借金の返済
親が借金を残して老衰で死亡か、上記と同じように死亡保険が支払われなかったか、死亡保険でも賄えないほどの借金を残されてしまったのかもしれません。
騙されて借金の保証人になってしまった
借金は返済の保証人になってしまった場合、本来借金を返済するべき人間がなんらかの理由で支払えなくなってしまった場合、連帯保証人が変わりに支払う仕組みになっています。
友人などの誰かの保証人に安易になってしまったため、アクさらに借金の返済義務が生じてしまったのかもしれません。
借りたところが闇金だった
なんらかの理由でお金が必要になり、たまたまお金を借りたところが闇金だったのかもしれません。
アクさらへの取り立ては明らかにおかしいもので、通常であればあの取りたてはありえません。
借りたところが闇金で、いつの間にかとんでもない額に借金が膨らんでしまったのかもしれません。
娘の安否は一切不明
ダンダダン/龍幸伸 単行本3巻収録 16話より引用
借金のカタに奪われてしまったアクさらの娘ですが、その後の安否は一切不明となっています。
借金のカタとして連れ去られてしまった場合、その後に待ち受けるのは
- 人身売買
- 臓器売買
の可能性が非常に高いです。
日本は平和ですが、海外では実際に起こっていることです。そういった目的で連れて行かれた可能性があります。
その場合、高確率で死亡してしまっている可能性が高いと思われます。
もし生きていたとしても、かなり不幸な境遇に晒されていることは間違いありません。
死後の世界でどうか再会していてほしい
アクさらは最後、『娘を幸せにすることができなかった』と未練を残したまま妖怪としての死を迎えようとしていました。
未練を残したまま妖怪として死亡した場合、最後に待ち受けるのはこの世に存在したことがなかったことになる『無』です。
アクさらの過去を知ったアイラは『無』とて消滅しかけるアクさらに対し、最後に娘として「世界一幸せだった」と抱きしめます。
アイラの言葉にアクさらの未練は晴れ、無事に成仏することができました。
アイラは最後にアクさらと幼い娘の再会と、死後の世界での幸せを願いました。
同じように思った読者もきっとたくさんいることでしょう。
まとめ
ダンダダンのアクロバティックさらさらが、突然借金の激しい取り立てにあった理由について
- アクロバティックさらさらとは?
- 生前について
- なぜ突然借金の取り立てにあったのか?
- 借金の理由は?
- 娘の安否は一切不明
- 死後の世界でどうか再会していてほしい
を、考察も交えて解説させていただきました。
娘の誕生日を祝ったために借金返済に遅れが生じ、激しい取り立てにあった可能性は高いと感じています。
マンガやアニメの描写を見ていても細かいところからそれがわかるため、これが事実である可能性は高いです。
あまりにも悲しいエピソードだったので、死後の世界でアクさらと娘には再会していてほしいものです。






